プログラミングとは、文字通りプログラムを制作する作業のことです。元々は数種類だったプログラミング言語も、今では多様化と細分化が進んできました。分野によってスタンダードなプログラミング言語は微妙に異なっているのが実情です。例えばコンピューターのソフトウェア開発に適したプログラミング言語もあれば、家庭用ゲーム機の開発に特化した言語もあり、都市インフラの制御に向いた言語もあります。
同じプログラミングの作業でも、扱う言語や実装される媒体によって、仕事内容は千差万別です。同じプログラミング言語だったとしても、実装されるのが大規模な製造業の現場の制御システムだった場合と、スマートフォンのアプリケーション開発の場合では、実際に行うルーチン業務も異なります。
更にチーム単位でプログラミングをする場合と、自分一人でコードを打つ場合でも、働き方は随分と変わります。扱う対象が比較的小さく、運用される現場が限定的な場合、プログラミング作業はプログラマー一人でも充分であることが多いです。テレビゲームやスマホアプリなどは、一人の敏腕プログラマーがコードを全て書き上げて制作したというケースが多々あります。
一方で都市インフラや製造、物流を支える大規模プログラムの場合、チーム単位でコードの制作を行います。この場合は自分一人だけではなく、チーム全員が分かりやすい客観的なコードを打つ事を最優先しなければなりません。自分だけが読み解ける複雑なコードは、チームワークをむしろ乱す原因になりかねません。